ラズパイ3のボードって?
ボードっていうか、チップセットっていうか、SoCって言うの?
いや、SoCであってた。WikiにはSocについて以下のように記載。
Broadcom BCM2837
ラズパイ2も、BCM2837とあるが、メモリマップとか違った
記憶がある。
さて、ラズパイ3、BCM2837でググると、以下のサイトとかみつかる。
BCM2837 - Raspberry Pi Documentation
↑ここはそもそも、ラズパイの公式サイトなのかな。
DOCUMENTATION->HARDWARE->RASPBERRYPI->BCM2837とある。
つまりラズパイのハードウェア情報だ。
さて、BCM2837については以下のように説明されている。
・ラズパイ3で使われる、Broadcomのチップである。
・ARMv8 CPUである。
しかし、これだけで何も情報はない。
BCM2835については以下のサイトからリンクが貼られてる。
これは以下のサイトからジャンプしている
これは組み込みLinux(Embedded Linux(eLinux)のWikiのラズパイ用ハブらしい。
ラズパイの情報が得られるのはいいのだが、ほしいのはBCM2837の情報である。
CPUの情報ならARMのサイトがあるらしい。
CoreTex-A53というファミリー名だが、図の中に ARMv8-A 32bit/64bit CPUと
記載されている。なるほど、ARMv8である。
さて、そういえばラズパイ3は32ビットだったか、64ビットだったか。
ラズパイ3+64ビットでググると以下のサイトがヒットする。
Raspberry Pi 3を64-bitモードで扱うための現状について調べてみた - /home/tnishinaga/TechMEMO
2016/4/17の日付なので、最新ではフツーに64ビットなのかもしれない。
しかし上記サイトによると、
・CPUアーキテクチャは64ビット対応している(前述Armのサイトにも確かに両対応とある)
・ただし、ファームウェアが対応しておらず、64ビットのraspbianは提供されていなかった。
つまり、CPUは対応していたが、周辺装置が整備されていなかっため、64ビット対応が追い付いていなかった。
さて、それで、である。
別に面白い事も書いてあった。
(ご存じの方も多いと思いますが、とあるが、全然知らなかった)
・Raspbery PIはCPUから起動しない
・GPUから起動し、その上で動作するファームウェアが CPUやその他周辺機器の
初期化を行い、カーネルをメモリにロードして制御を移し、起動する。
なんと、そんなブートもあるんだ。
git.denx.de Git - u-boot.git/commitdiff
uBootのコミットも追跡してるみたい、ふむふむ
↑ここで、カーネルの読み込まれるアドレスの変更が記載されている。
つまり、こういった話が落ち着かないと、BCM2837のデータシートって
出来ないってこと?つまり正規に64ビット化して、メモリマップ等が
落ち着くまで?
ラズパイ3自体の公式はココらしい。
Raspberry Pi 3 Model B - Raspberry Pi
ここをみると、1.2GHz 64-bit quad-core ARMv8 CPUとある。
4コアの64ビット。
Interfaceの2016/11で、ラズパイ3、64ビット化の記事があるくらいだから、
まだ正式に64ビット対応していないのだろう。
それはそれとして、このInterface 2016/11は購入してみよう。